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活動のあゆみ

後藤住職の活動は、サールナートで法輪精舎を建立した直後
学校へ行けない貧しい近所の子供達のサンデースクールから始まりました。
(本ページ掲載以降のあゆみは「後藤住職」「訪問記」にて紹介しています)

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サンデースクール


【日曜学校】

1979年に始めた日曜学校はまもなく29年になります。はじめは50人くらいの子供がきていましたが今では500人くらいが集まり、簡単な数字と九九や英語(ABC・・・・)を唱和してその後おやつを配ります。当初の頃の子供のなかから市会議員1名、学校の先生が数名、その他種々のところで働いている人がいます。しかし、大部分は貧しい生活をしています。カーストや宗教に対する偏見をなくすよう教育しているので、みんな仲良しです。

【管理人の見聞記】

日曜の朝、小さい弟や妹を抱き走ってやってきます。お寺の中庭に整列し地べたに座り大きな声で唱和しています。終わるや否や、ビスケットやパンを弟妹の分もしっかりもらって帰ります。親の経済力と無理解から学校に行けない子供にとっては、短くも楽しい時間ではあります。全員の子供が終わるのを待って、数人の路上生活者が残ったおやつを、嬉しそうに手を合わせてもらって行きます。この光景はお寺の本来の姿ではないかと思いました。

ワクチン接種

【日曜学校の最新情報】

最近、日曜学校はインド政府によるポリオワクチン接種の会場に指定されています。時々ワクチンを持った担当者がやってきて、先生が子ども達にワクチンを投与しています。学校教育の普及が不完全なインドでは、子どもへの予防接種などを効率的に実施できる場は多くありません。多くの子ども達が毎週集まる日曜学校という環境は、その貴重な場になっています。
 (2004年1月撮影)
※最近では、ポリオは日曜学校ではなく学校の方で実施しているそうですが、いずれにしても地域の公共的役割を担っていることには違いありません (2006年9月談)

日曜学校

本堂前  2006年12月の日曜学校授業風景
この頃では500人以上が集まります
(佐々木氏撮影)


無料中学 校庭
お寺の中での授業風景朝礼で一斉唱和
【無料中学校】

日本並びに台湾など諸外国の皆様のご支援により日曜学校から発展し現在に至っている。1993年の開校当時は上の写真のように寺の中で授業をしていました。

【管理人の見聞記】

95年に訪問した折の写真です。毎朝中庭に整列して、なにやら経典を一斉唱和したあと授業が始まります。充分とは言えない資金のなかから贅沢な生地ではないが制服を揃えるのは大変ではないかと不思議でした。そのわけは「貧しいながらも、洋服やかばんなどで貧富の差があり、いじめにつながるので用意をしている」とのことでした。そして不真面目な子や、ちゃんと勉強しない子は落第させているとも。「援助で学んでいることを理解させるためです」と。

【高等学校】

1996年に新校舎建設に着工しました。お寺から徒歩5分くらいの、のどかな田園風景のなかです。1997年5月第2期工事まで完成。1997年に高校を開校できました。
高校


【管理人の見聞記】

毎年秋にサールナートを訪れましたが、ちっとも工事が進んでいないように見えました。インド時計でしょう。しかし話を聞くとそれなりに出来てはいるとのことでした。右の写真は1999年当時です。売店もあって門構えもなかなか立派でした。天気がよいので校庭での青空授業でした。すこしでも授業料の負担できる家庭の子供たちで、中学校の成績とやる気を、高校につなげて社会に通用する人材を育てているとのことでした。

盲学生(女子)が15人くらいいました。近くの小学盲学校を卒業するとそれっきりになるため預かって専門の先生がついて勉強を続けさせている。学生は大変熱心に勉強しています。98年秋管理人撮影

盲学生


2004年、生徒数増加による校舎増築を、現校舎向かいに開始。
2006年1月には1階3教室が完成。2007年9月現在2階まで増築完了

新校舎 新校舎 新校舎
増築開始2006年1月1階教室完了現在1階3教室を使用中

2006年1月現在 在籍の先生方

先生方


裁縫

【裁縫学校】

2006年9月から法輪精舎内に専用教室を用意して開校。昨年から少しづつ準備を進め、チラシの配布・生徒の募集をし看板も掲げて、今月から本格的に始まりました。裁縫と刺繍を教えています。ゆくゆくは女子の専門教育へ繋がるよう期待を担っています

 (2006年9月広島支部佐々木さん撮影)


【国際根本仏教大学について】

仏教布教を目的として1999年度より、国際根本仏教大学を開校しました。当分の間、中・高校、午後は大学の二部制です。教育内容は日本語、仏教漢文、パーリ語、ヒンディー語、英語などです。諸般の事情により、現在校学生の卒業までの運営となり、2006年から新入生を受け入れておりません
※2007年12月、学生達からの要望により再び運営されることが決定しました



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