サールナート法輪精舎滞在記 2007年9月1日〜9月6日 広島支部:佐々木氏 ゲスト:Mさん 事務局 |
![]() 翌9月1日デリーから国内線Jet Airwaysにて50分、1時間延着でバラナシ空港へ。ご住職と学校運営スタッフのアニール氏に出迎えていただきました 事務局員は8年振りの渡印といこともあり、まずデリーでもバラナシでも市内のゴミ散乱と路上生活者の減少に驚きました。先日の安倍元総理の訪印の影響か?それとも経済発展めざましいインドの意識革命か?田舎へ進むにつれ、やはり意識改革はまだまだ・・・・でした 到着後大切な預かり資金や文房具、子供服、食材(リュウマチに効能のはとむぎ、干ししいたけ、煮干や調味料ほか)をお渡ししてやっと肩の荷がおりました ![]()
学校が発展し生徒数が増えても、何年も変わらぬこのスタイルの日曜学校が、ここ法輪精舎の原点であり、地域で信頼され続ける所以である。中にはあきらかに栄養不良の症状を持つ子供もおり、仲間が手助けしている姿にほっとしました
そばに松葉杖と2メートルほどの棒があります。やはり膝が痛むことがあるそうです。
鳥もたくさん鳴いています。動物はすばしっこいので写真は撮れませんでしたが、まさにお寺の庭に良寛さんがいるようです。 ![]() 生徒数の増加にともない建物もふえました。最新校舎は1階部分のみ使用中だそうです。お寺での授業は日曜学校(朝と午後の中学校補修)、日本語学校、裁縫学校で、残りはお寺の北にある校舎で行っています。 7時半の朝礼からスタート。(暗いがフラッシュは遠慮したので教室画像はイマイチです。雰囲気を味わってください)
![]() 新校舎は資金の関係で上部は未完のため1階部分のみ使用。 離れた部室のような部屋では手芸の時間だった
![]() 昨年開校の新部門であり、興味があった。もし若い女性の自立に役立つならと、Mさんは材料持込で指導する準備をしていた。 結果的には、かなり高度な技術(製図・縫製)を持つ先生のもとで学んでいる学校だった。勿論有料である。例えば日本にもかつて「かけはぎ・寸法直しいたします」などと自宅に看板を掲げる婦人がいました。結婚前の若い娘さんが手に職をもち、ちょこっとアルバイトも出来るといったイメージのようだ。学生の着衣も持参のバッグも華やかだ。賑やかにコロコロとよく笑う姿はまさしく青春そのであり、地味なお寺に明るいムードを醸し出している。せっかく準備したのでご住職に時間を頂き、大判チーフで作る簡単巾着つくりを体験してもらいました。
日本語教室や中学英語の補習授業などは続滞在記で紹介します TOPへ戻る HOME |