続サールナート法輪精舎滞在記
2007年9月1日〜9月6日
広島支部:佐々木氏 ゲスト:Mさん 事務局

はす日本語教室
9月5日の夕方5時過ぎから見学しました。希望者に開かれた日本語を教えるクラスです。難しいのでなかなか続かないようです。よって授業料を徴収しているそうです。熱心な子供が残ってゆくシステムでしょうか。
今日は7人の男子と1人の女子が講義をうけています。女子は今日が初日なので、さぞかし目をパチクリさせたのではと想像します。

日本語
寺内の日本語教室

「あの人はすずきさんですか?Ano hito wa suzukisan desuka?」などとローマ字で板書しながら、斉唱し繰り返し練習していました。
観光客相手に、片言の日本語でまとわりつきバクシーシを要求したり、みやげものを売りつける子供たちの方が、はるかに生活感(生きる)漂う日本単語です・・・。考え込んでしまいます。
正しい日本語は難しい。継続学習で、ご住職の夢をかなえる日本への派遣留学生が輩出することを祈るばかりです。

はす英語の補習教室
日曜日の夕方だったでしょうか、ご住職の居室2階には若い英語の先生(高校生らしい)が、中学生の英語の補習授業をしていました。先生の文法には問題があるとかで、監督官であるご住職はまったくフル回転です。
生徒の中に小さい子供がいます。よく分からないながら熱心にメモをとっていました。
補習
開始直後はこの人数だったが
補習
後半には座席が足りないほど
補習
熱心にメモを取る生徒

はす学校運営を支えるスタッフ
理事さんや先生方は勿論だが、日々のご住職のアシスタントはマネジャー(写真左)と経理をがっちり管理する大蔵大臣(写真右)。彼等はもうお父さんです。わんこも友であり弟子であるようだ。中古車は日本国内ならビンテージもの SUZUKI JIMNY(クラシック!)です。なかなかのデザインですね。

スタッフ
ゲストMさんと
わんこ
ご住職のよきスタッフだ
車
ご住職を大切に守ってくれる

はすお世話になりました
9月3〜4日、Mさんと事務局員はブッダ・ガヤへ出かけました。ブッダ・ガヤは釈迦が悟りをひらいた地。四大聖地のひとつであり仏跡ツア必見の大塔がそびえています。
ご住職の教え子であるドライバーのリンクー氏にはホテルの予約までしていただきました。もの静かなリンクー氏といっても25歳くらいらしいー目配り気配りの安心快適小旅行でした。

田園
列車が遠くに見える田園地帯
菩提樹
夜の菩提樹は幻想的
釈迦像
早朝、黄金の釈迦像を清掃中

ブッダ・ガヤ近くのスジャータ村へも行ってきました。日本語学校と書かれた古ぼけた看板や広い敷地を囲む塀や建物が無残な形で残っています。大勢の子供が集まり寄付を要求します。おそらく、建てたものの後が続かず放置されたのではないか?どのような支援と運営をしていたのだろうか?少なくとも建設時の村には人も物資も経済も潤ったのだという考え方もあるかもしれません。ご住職の地道な草の根活動と継続は素晴らしいと思います。頑固一徹精神がここまでやってこられたのでしょう。

そして飛び入り手芸教室にも、心よく応じていただいた裁縫学校の先生方と生徒さんたち
ありがとうございました。いつか何かの形で活かされれば嬉しいです

裁縫学校
本堂前にて全員で記念撮影

はすこの子たちに幸あれ

こども こども こども
こども こども こども
2008年、ご住職は75歳、渡印30年、無料中学開校15周年を迎えられます
お体大切にますますお元気でご活躍ください。


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